忙しいとなぜ自分の時間がないのか

忙しい毎日を送っていれば、
自分の時間がなくなるのは当たり前。

「忙しい、それは心が今にないから」


そう頭では分かっているのに、
ふと立ち止まって、こんなふうに思うことはありませんか。

「なぜ、私はこんなに忙しいんだろう」
「どうして、私には自分の時間がないんだろう」

仕事をして、家に帰って、家事をして。
気づけば一日が終わっている。


座る時間も、何も考えない時間もない。

忙しいから仕方がない。


そう言い聞かせながらも、
心のどこかで、


「こんなに頑張っているのに…」


という気持ちが残ってしまう。

その感覚は、とても自然なものです。

自分の時間がないのは、
あなたの段取りが悪いからでも、
要領が悪いからでもありません。

多くの場合、
やることが多すぎるだけです。

家事は、やっても終わりが見えにくい仕事です。


ごはんを作れば片付けがあり、
掃除をすれば、またすぐに次の掃除がやってくる。

しかも、その多くは


「やって当たり前」
「できていて当然」


と見られがちです。

だから、どれだけ動いていても、
達成感を感じにくく、
自分の時間を持てていないように感じてしまいます。

「忙しいから自分の時間がない」
それは事実です。

でも同時に、


「忙しすぎる状態が続いている」


というサインでもあります。

全部を一人で抱えている状態が、
当たり前になっていないでしょうか。

少し立ち止まって、


「減らせることはないかな」
「手放せることはないかな」


と考えてみるだけでも、
気持ちは少し変わります。

自分の時間を作ることは、
贅沢ではありません。

無理なく毎日を続けていくために、
必要なものです。

忙しさの中で、
「なぜ私はこんなに余裕がないんだろう」
と感じたときは、
あなたが怠けているのではなく、
頑張りすぎているだけかもしれません。

少しだけ、私自身のことをお話しします。

昔の私は、誰にも頼れませんでした。
忙しさの中で孤独を感じながら、
「私が頑張らなきゃ」
「まだ子供が小さいんだから」
そうやって、自分を追い込んでいました。

周りには、
上手に自分の時間を上手に取って楽しそうなママもいっぱい。

でも私は、
「そんなことをしている場合じゃない」
「働かなきゃ、子供を育てなきゃ」
そう思って、自分のことを後回しにしていたんです。

結果的に、
頑張りすぎて、身体を壊してしまいました。

そして大切だったはずも子供と過ごす時間、一緒に食事をとる時間さえなくなっていました。

今振り返ると、
あの頃の私は、
助けが必要だったのだと思います。

もし今、
昔の私と同じように、
「自分の時間なんて持てない」
「全部自分でやらなきゃ」
そう思っている人がいたら。

あなたが弱いわけでも、
怠けているわけでもありません。

ただ、頑張りすぎているだけです。

「大切な今を楽しんで下さい」

この言葉が、
そんな方の心に、
少しでも届いたらいいなと、
いつも思っています。